両親とのドライブ旅行。果たして親孝行できたのかな。
ドライブが好きな父が運転免許を返納しました。
車も処分し、両親は車のない生活を始めました。
実家付近にはコンビニがなく、駅前のスーパーまでバスで買い物に出かけます。
私が車で買い物に付き合ってあげればいいのですが、やはりそんなに頻繁にはできないことに「ごめんね」と思いつつ毎日がすぎていく〜
そんな親不孝をお詫びにと、ドライブ旅行を計画しました。
ドライブ好きな父は助手席に乗せて、行く先は母の好きな富士山の近く山中湖へ。
出発の日はあいにくの雨!「富士山見えないよ。なんとか明日は晴れてくれないかな」と祈りつつ、山中湖へ。
道中も雨が降り続き、山中湖も冷たい雨。。
嘆いていても仕方ないので、天気は運に任せて、望みは捨てず、温泉や食事を楽しむことにしました。
82才の父はほとんどが入れ歯ですが、食事も一人前しっかりと食べ、温泉も楽しんでいました。
母も同様、習慣としている食前のビールを飲み、コース料理を私たちと同量を楽しみ、「あ〜よく食べた」と食後は満足そうにベットへ直行でした。
いつもの通りが永遠に続くかのような気がしますが、よく考えると両親が元気で数時間のドライブもできて、ご飯をペロリと食べられることがありがたい。
翌日明け方は結構雨が降っていましたが、朝食をとる頃には曇り空になっていました。「これは望みがあるかも!!」と待っていると、なんと薄日が差して富士山も裾野が見えてくるではありませんか!
両親も雨を覚悟だったので、予想外の曇り空に両親は喜んでいました。
全体が見られなかったので、「また連れて来なさい」との富士山からのメッセージ?
次こそ富士山全部見えたらいいな、紅葉もまだだったから来月あたりね。
帰り道は虹が見えました。それも二重に。お天気の神様にはとても恵まれて感謝の旅行でした。
旅行に連れて行っただけで親子孝行できたのかな。まだまだこちらがお世話になりっぱなしだけど。
ありがとう。親孝行の機会をくれて、また行こうね。